共同研究
現在進行中の共同研究プロジェクト
入江研究室
台湾中央研究院との国際共同研究
入江研究室 脊椎動物胚に保存されたボディプラン構成細胞の解明
入江教授は、台湾中央研究院のJu-Kai Yu 博士と、二国間交流事業の一環として、動物のからだの進化についての国際共同研究を進めています。脊椎動物の体の基本構造(ボディプラン)は、何億年の進化を通しても変化してきませんでした。この要因として、ボディプランを構築する発⽣段階そのものの保守性が明らかにされてきた⼀⽅で、ボディプランを構成するどういった構造、あるいは細胞種がより強固に保存されてきたのかは不明のままです。入江研究室と台湾中央研究院のJr-Kai Yu博士らは、脊索動物ボディプランのうちより変化した/変化してこなかった特徴を細胞レベルから探索し、ボディプランを構成する古い構造と新しい構造を明らかにしようとしています。
木下研究室
Human Frontier Science Program
国際共同研究
木下研究室 光沢シグナル:起源と認知と神経情報処理 HFSP #RGP023/2023
Dr. Casper van der Kooi (フローニンゲン大学, オランダ)および Dr. Darrell Kemp (マッコーリー大学, オーストラリア)との共同研究
花や蝶の羽には、光沢のあるものと、そうでないものがあります。本国際共同研究では、生物物理・生態学・神経行動学という3つの異なる分野の研究者が共同して、光沢シグナルの物理的性質・生物学的意義、シグナルを受け取る動物の神経系の仕組みを明らかにすることを目指しています。本課題は、Human Frontier Science Program課題です。